医療

二次感染を防ぐ
“ラップポン”

排泄物を自動密封し
微生物(細菌)を遮断
医療機関で活躍するポータブルトイレ

災害時における
トイレの重要性

コロナ渦によって「共用トイレ」
の二次感染リスクが
問題視されるように

現状、個室病棟が設けられ、さらに各個室にトイレが設置されているのは、一部の医療機関に限られているようです。4床室などに入院する患者さんは、複数人が使用する共用トイレを使う必要があり、また、外来診療を行なっている医療機関では、外来の患者さんは共用トイレを使用するケースが多く、その際、もし新型コロナウイルス感染症などの感染者が共用トイレを使った場合には……。すぐに清掃・消毒をおこなう必要があり、もし、なんらかの理由で放置されていた場合、他の患者さんや医療従事者への二次感染が懸念されます。このように、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう現在、共用トイレに起因する感染症の二次感染リスクが問題となっています。

「個室トイレ」は
感染症予防だけではなく
患者さんと看護師、両方の
負担を軽減する!?

個室トイレは、感染症の予防だけではなく、患者さんと看護師、両者の負担を軽減するといわれています。点滴やドレーンをつけている患者さんや高齢の患者さんが、少し離れた場所にある共用トイレに行くのは大変な負担を強いられます。また、トイレに向かう際に看護師の介助が必要なケースも多く、患者と看護師の双方に負担がかかってしまいます。また、個室トイレやベッド横に設置されるポータブルトイレなどは、患者さんの自立を促すといわれております。

それでも「個室トイレ」が
簡単に導入できない理由

複数の患者さんがトイレを共有しない個室トイレが感染症の二次感染予防に効果的だといわれていますが、だからといって各病院が個室トイレを簡単に導入できるわけではありません。急性期医療対応病院には個室にトレイがない場合も多くみられ、導入コストの問題はもちろんですが、各医療機関によって水道管や下水管などの設備の問題、建物の構造的な問題などで、改築が不可能なケースもあり、個室トイレ導入への大きな障壁となり、また、改築時の長い工事期間もクリアすべき課題のひとつとなっているようです。

そもそも排泄の介助は
大切な看護業務の一環

個室トイレや共用トイレに限らず、患者さんの排泄介助には看護師によるサポートが欠かせません。トイレまでの移動から排泄の処理、使用後の清掃など、多くの手間と時間を要し、看護業務の一環として毎日繰り返されています。厚生労働省が令和元年6月3日に公開している調査資料の「病院における看護業務の実態」によると、総業務時間における各業務時間の占める割合では、「ナースコール・センサーマットの応答」「日々の看護記録」に次いで、「排泄の介助」が3番目に長い時間を要していると記載されています。毎日の生活に欠かせない排泄行為の介助は、看護業務として高い割合を占める結果となっています。

排泄行為が原因となり発生する
患者さんの精神的ストレス

排泄介助を必要とする患者さんは、そのたびに排泄や汚物の処理、その後の清掃・消毒までを看護師にお願いしなければなりません。その際、多くの患者さんが看護師さんに“もうしわけない”と感じ、排泄行為自体をためらってしまうことがあるようです。排泄の回数を減らしてしまうことで、身体に負担がかかり、新たな病気を併発してしまう可能性も。また、ベッド横に設置されたポータブルトイレを使用するケースでは、音や臭いなど、プライバシーの問題が精神的な負担となってしまうようです。

二次感染の予防が排泄介助の
負担につながる!?

これまでも多くの時間と手間を要した排泄介助に、新型コロナウイルス感染症を含む感染症(排泄物や吐物が原因で二次感染を引き起こす感染症)に対する予防作業がプラスされると、排泄介助を行う看護師の負担はさらに増加します。感染者がトイレを使用するたびに清掃・消毒を行う必要があり、ベッド横に設置する通常のポータブルトイレでは、清掃・消毒に加えて、排泄物の後処理も必要となってきます。さらに水洗トイレの場合は、水洗水や温水洗浄便座からの飛び散りが便器周囲を汚染する可能性があるため、広範囲の清掃・消毒が必要になるケースも考えられます。

これらの課題に対して
“ラップポン”の有効性を
有識者に聞きました

看護師・患者さんの両方に
負担の少ない
未来型の排泄ケアを牽引するポータブルトイレ

国際医療福祉大学大学院
 保健医療学専攻 災害医療分野 
教授

石井 美恵子 様

どこでも容易に設置でき、
二次感染の予防にも有用

現在、問題となっている新型コロナウイルス感染症を筆頭に、感染性胃腸炎などで受診された患者さんの吐物や排泄物の処理、トイレの清掃や消毒などで負担を強いられている医療従事者の方も多いかと思います。個室病棟にトイレ設備のない医療機関において、クラスターが発生した場合、感染経路のひとつであるトイレの問題を迅速に対応する必要にせまられるケースも少なくないと思います。そんなときに有効に使えるトイレが“ラップポン”です。

“ラップポン”は、設置場所を選ばず設置可能なポータブルトイレ型なので、感染者を隔離した場所に容易にトイレを設置することができ、感染隔離対策が容易におこなえます。ICUやハイケアユニットにも容易に導入できるのではないでしょうか。また、ボタン1つで汚物や排泄物に手を触れることなく自動で密封(個包装)してくれますので、排泄ケアをおこなう医療従事者がウイルスなどにさらされることなく、感染から身を守ることが可能です。水洗トイレ式ではないため、水洗水や温水洗浄便座からの飛び散りもなく、清掃や消毒作業の負担も軽減されます。

患者さんの精神的ストレスも軽減

さらに、“ラップポン”の特殊防臭フィルムロールは臭いが漏れないという利点があります。ベッドサイドで排泄する場合でも、室内に臭いが充満することもなく、看護師さんに排泄処理をしてもらわず気兼ねなくトイレを使用出来るので、患者さんの精神的なストレスを軽減し、排泄ケアをおこなう医療従事者にとっても快適な環境を保つことができます。

日頃から排泄をする患者さんにとっても、排泄をケアする医療従事者にとっても負担が少ない、もっと未来型の、トイレの必要性を常々感じていましたが、そういった意味でも“ラップポン”は価値のあるトイレだと感じています。

災害時にも活用できるトイレ

もともと“ラップポン”は避難者の命を守るための災害用トイレとして開発されたと聞いています。しかし、平時の医療機関での感染対策や環境管理にも十分有用なトイレです。平時にできないことは災害時にはできないといわれています。災害時にだけ使用する不慣れなトイレを備蓄するよりも、平時から医療機関内で使い慣れた“ラップポン”を災害に活用することが、無駄・無理のない災害対策につながるのではないでしょうか。

どこでも簡単・迅速に設置できる
二次感染予防にも役立つ
ポータブルトイレ

日本セイフティーが開発した自動ラップ機構により、水を使わず、臭いも漏らさず、排泄物を自動密封。また、特殊防臭フィルムの採用により、微生物(細菌)を遮断するため、感染症予防にも役立ちます。軽量・コンパクトで、どこでも簡単に設置可能。感染者の隔離時など、迅速に個別のトイレを必要とする場合などにも有用です。

水を使わず、臭いも漏らさず、
排泄物を自動密封
設置場所を選ばない災害に強い
簡易トイレ

2005年のラップポンシリーズ発売から多くの災害を経験し、被災地での声を活かして改良を重ね、“ラップポン”は、ますます使いやすい商品になりました。場所を選ばず、屋内外問わず設置できるため、災害弱者に配慮した管理・運用が可能。また、自動ラップ機構により、微生物(細菌)を遮断するので、感染症予防に役立つトイレとしても注目されています。

民間企業・官公庁・自治体 10,000台以上の導入実績

ラップポン・トレッカー WT-4

省スペースで持ち運び簡単。
トランク型ラップポン。

詳しく見る

“ラップポン・トレッカーWT-4”が感染予防に役立つ5つの特徴

  • 自動で密封処理

    自動ラップ機構により、排泄物や吐物に直接触れることなく自動で密封処理が可能。感染症の二次感染を予防する効果に加えて、排泄物や吐物の後処理が容易になり、医療従事者の作業効率アップに役立ちます。また、排泄物や吐物だけではなく、感染者が使用したマスクやティッシュペーパーなどの密封処理にも役立ちます。

  • 臭いやウイルスを遮断

    “ラップポン”では、ポータブルトイレの大きな課題だった「臭い」の問題を改善。排泄物や汚物を1回毎にラップ(個包装)し、密封することによって、それらの臭いが外に漏れない仕組みを開発し、採用しています。※1※2また、同時に微生物(細菌)も密封※1するため、二次感染予防にも役立ちます。※3※4

  • 消毒・清掃が容易

    “ラップポン・トレッカーWT-4”の便座は、次亜塩素酸・アルコールに漬け置き洗いが可能。また、本体は清拭消毒が可能です。水洗トイレ式ではないため、水洗水や温水洗浄便座からの飛び散りがなく、清掃や消毒作業の負担が軽減されます。

  • 焼却廃棄が可能

    自動ラップ機構により、個包装された排泄や汚物は、紙オムツ同様に焼却ができ、廃棄処分が容易です。※5また、臭いや菌を密封するため、緊急時などは処理を後回しにしても臭いによる不快な環境や菌による二次感染リスクを回避が可能です。

  • 身体の不自由な方にも

    ポータブルトレイフレームの“ラク・アームWR-3”をご使用いただけば、身体の不自由な方でも安心してご使用いただけます。
    ※“ラク・アームWR-3”はオプション品となります。

※1:ラップ(個包装)済み袋は、長期保存すると臭いや菌が漏れる場合もあります。早めの処分をお願いします。
※2:特殊な防臭フィルム(BOS)を使用すれば、長期にわたり臭いを抑制できます。
※3:ラップポンは感染を完全に防ぐものではありません。
※4:専用の凝固剤(カタメルサーT3)を使用した場合、微生物(大腸菌群)に対する減菌率99%以上の除菌効果が確認されています。※当社試験データに基づきます。
※5:自治体の判断によって処理方法が異なる場合があります。各自治体の指導に従い処理をお願いします。

特殊フィルムと凝固剤の
試験データで
臭気漏れ・微生物
(細菌)の遮断効果を確認

ラップ済みの袋に、それぞれの条件で試験を行い、臭気漏れ・微生物(細菌)の遮断効果を確認しています。また、ラップポン専用凝固剤を併せて使用することで、優れた除菌効果も確認できました。