今年4月の介護報酬改定では、現行の排せつ支援加算についてアウトカム評価の考え方が組み込まれます。
これまでの利用者単位の加算から、事業所単位の加算体制に変更となり入所者全員の状態のスクリーニングを定期的に行い、更に6か月間の期限が撤廃され6か月を超えての算定が可能です。排泄状態の改善(アウトカム)について2段階の評価体系となり要件を満たした人数分に上乗せて加算できます。
対象は、介護老人福祉施設・地域密着型介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護医療院に加え、看護小規模多機能型居宅介護です。
介護老人福祉施設以外では、今回の「排せつ支援加算」・「褥瘡マネジメント加算」が初のアウトカム評価となります。利用者の排せつ改善にしっかりと取組み達成することで加算額を取得できるようになります。