2021年5月
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2026/1/13 介護向けラップポンに搭載の“自動ラップ式排泄処理ユニット”を大幅リニューアルいたします
ラップポン介護シリーズのポータブルトイレに搭載されている“自動ラップ式排泄処理ユニット”が大幅にグレードアップ。新ユニット搭載の「ラップポン・オーブ2 自動ラップ」「ラップポン・プリート2」「ラップポン・ブリオ2」を2026年1月13日(火)に新発売! 水を使わず、臭いも漏らさず、排泄物等を密閉して微生物(細菌)も遮断するトイレとしてご好評いただいている”自動ラップ式排泄処理ユニット“を搭載したラップポンの介護シリーズ。この度、お客様からのニーズを取り入れて大幅リニューアルされた“自動ラップ式排泄処理ユニット”を搭載した新製品を2026年1月13日(火)に発売いたします。 【自動ラップ式排泄処理ユニットとは?】熱圧着にて排泄物をポリエチレンフィルムにて包み込みます。排泄物をフィルムの中に密封することにより、 ①排泄介護の中でも介助者の負担が大きいバケツ洗浄や後片付けの手間から開放される ②毎回排泄物を密封することで、衛生的であると同時に利用者は自尊心をもった排泄が出来る ③排泄物を毎回個包装にするために室内への臭いの拡散を防ぎ介助者や利用者の臭いに対する負担を取り除く④感染症のリスクの軽減といった在宅介護の質を向上させる様々なメリットがあります。 1.リニューアルのポイント 〇処理時間が大幅に短縮処理時間が90カウントから60カウントに短縮。待ち時間が大幅に短くなりました。 〇使用回数表示機能搭載リモコンに消耗品であるフィルムを使用した回数が表示されるようになります。使用回数を可視化することにより、消耗品の購入や、フィルムカセットの交換のタイミングを推測することができます。 〇音声案内(日本語)付処理完了時やエラー発生時など、日本語の音声案内が流れます。機械操作が苦手という方も音声案内で操作が分かりやすくなりました。 〇見やすい大画面(液晶画面)のリモコンリモコンの表示部分が大きくなり、液晶画面となりカウントダウンの数字やエラーコードなどがより確認しやすくなりました。従来のマジックテープに加えてリモコンフックが追加されました。ラップポン本体や壁だけでなく、ベッドのサイドレールにもリモコンの取り付けが簡単になりました。 2.新製品のお披露目H.C.R2025 第52回国際福祉機器展&フォーラムにて、リニューアルされた“自動ラップ式排泄処理ユニット”を搭載した新製品3点を展示いたします。実際の製品に触れて、現行製品からグレードアップしたポイントをご体感ください!場所:東京国際展示場「東京ビッグサイト」西・南展示ホール日時:2025年10月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00 ※10日のみ終了が16:00ブース番号:西3ホール W‐3071 3. 該当製品・ラップポン・オーブ2 自動ラップ・ラップポン・プリート2・ラップポン・ブリオ2 ※新商品発売に伴い消耗品(フィルムカセットタイプ3、フィルムカセットBOSタイプ)も2025年10月より順次リニューアルいたします。リニューアル品(フィルムカセットタイプ4、フィルムカセットBOSタイプ2)は過去発売した弊社自動ラップ製品でもご使用可能な仕様です。 【現行自動ラップ式排泄処理ユニットとの比較】 現行処理ユニットリニューアル処理ユニット処理時間90カウント60カウントフィルムカセット タイプ3フィルムカセット BOSタイプ使用可使用不可 ※エラーが発生しますフィルムカセット タイプ4フィルムカセット BOSタイプ2使用可 ※使用回数カウント表示非対応使用可 ※使用回数カウント表示対応音声案内(日本語)無有 リモコン画面:2.0×4.5(cm)液晶 画面:4.0×8.0(cm) 本件についてご不明な点がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。 66fade7239a100cf98a08e8eff249f40ダウンロード
2025.09.04
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認定NPOピースウィンズ・ジャパン 空飛ぶ捜索医療団ARROWS災害医療船にラップポンを搭載
空飛ぶ捜索医療団ARROWSが災害時に海からの医療支援も可能にするため、災害医療船を所有。医療船内でもトイレが課題であり衛生的に使えるトイレを搭載するため、ラップポントレッカーWT-4を設置しました。船内には血液検査装置・PCR検査器等の検査機器や、簡易ベッド・エアーテント・ボート・海水から真水に変える装置に併せ、補給用ヘリ燃料も搭載し災害支援に備えています。災害が起きないことが一番と願いつつ設置させて頂きました。
2021.05.19
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【災害担当のつぶやき】災害時にトイレを軽視してはいけないのはなぜ?その④
こんにちは。ゴールデンウイークが過ぎ、少しずつ梅雨の入り口が近づいて来ています。今年は大雨の被害がないといいな…と思いつつ、本日は雨模様の東京です。新型コロナウイルスの感染予防にも取り組みながら大雨など気象情報にも気を付けていきましょう。さてトイレの重要性コラム。今回は災害時のトイレ事情について私たちがよく耳にすることについてQ&A式に書いてみます。 災害時のトイレ、こんな風に考えてませんか? Q:お風呂の残り湯やペットボトルのお水をバケツに汲んでトイレを流せばいいのでは?A:その方法でもトイレの処理は出来ます。ただしこれが出来るのには下水処理場または下水道管が損傷していないことが最重要な条件です。流した下水がその先でもきちんと流れていくか、という確認が取れるまではトイレに水を流しては危険です。流れがどこかで止まってしまうと、行き場を失った汚水はあふれ出てしまいます。道路であふれてしまうのならまだしも(充分嫌ですが…)、自宅の庭先であふれてしまったり、自宅のトイレから逆流してしまう可能性もあります。更に集合住宅の場合は、壁の中を伝っている下水道管が破損していると階下の部屋の壁から汚水が染み出てしまうこともあり得るのです。(その場合は家財保険等が使えず、原因となった人が自費で修理することになってしまうのだとか…)なので、下水道の安全が確認できるまではこの方法はすぐには使えないのです。また、上手にバケツで流せなければ、トイレ個室内が水浸しになってしまう可能性もあります。トイレの水が自分に跳ね返ってしまうことも考えられます。 Q:庭や裏山に穴を掘って埋めればいいのでは?A:自然が近い土地であればその方法もあるかもしれませんね。ただ、災害はどの時期に見舞われるかわかりません。特に寒さの中で屋外での排泄は困難です。雨や雪が降っている場合も同様です。また、周りにテントなどの囲いがあればいいかもしれないですが、誰にどう見られるかわからない場所で排泄できるでしょうか。特に女性は体の構造上他人から見えてしまう部分が多く、性犯罪のリスクも跳ね上がってしまいます。介護用ポータブルトイレの様にバケツに排泄をして、そのバケツを持っていって埋める方法もあるかもしれませんが、排泄物の入ったバケツを運ぶのも臭いや衛生面の問題などがあります。 Q:コンビニやスーパーなど近隣店舗のトイレを借りれば?A:1つめの回答と似通いますが、下水道が広域で破損してしまうと近隣のトイレはすべて同様の状態になってしまいます。つまり、徒歩で向かえる範囲の水洗トイレは使えないということです。もしかしたら自社で汚水の貯留槽を備えているところもあるかもしれませんが、その場合は汲み取りが必要になるため、回収車が来られなければ使用回数に限度があります。体調が悪くなったりして急にトイレに行きたくなったときは徒歩で外出することが難しい場合もありますね。 どうでしょうか。案外、トイレ問題は『何とかなる!』では片づけられないことが多いのです。『何とかなる!』が『何とかならなかった!』になる前に、日頃から想像を巡らせることも必要かもしれないですね。 その⑤に続きます。 ↓お絵描き動画作りました。こちらも是非ご覧下さい! https://youtu.be/8cfmN77vWdc
2021.05.13