2021年3月
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2024/11 キャンプ市場向け ラップポンシリーズ新商品「ラップポン・サニー」登場!
自動ラップ式トイレのラップポンシリーズからアウトドアユーザー向けに軽量・簡単な「ラップポン・サニー」2024年11月に新登場! 1. 背景・目的密になることを避けなくてはならなかったコロナ禍において、開放的な空間で3密を気にせず楽しむことができるアウトドア(キャンプ)は空前のブームを迎えました。日本におけるキャンピングカー市場も本場欧米に追い付く勢いで利用者が増えています。自然と触れ合うことができるアウトドアは非常に魅力的ですが、心配ごととして上位を占めるのはトイレ問題です。下水システムが完備されていない状況では綺麗な水洗トイレの使用が難しいため、臭いや衛生面などが気になるという声が多数聞かれます。また、キャンピングカーに搭載されることの多いカセット式のトイレでは掃除や使用後のメンテナンスが大変といった現実があり、トイレの使用を控える方も多いです。そんなアウトドアでのトイレ問題を、水を使わなくても水洗トイレに近い感覚で使用することができる自動ラップ機構を搭載した”ラップポン・サニー”が解決してくれます!アウトドア市場におけるユーザーニーズを満たす機能を確保し、樹脂製ボディを採用することにより弊社従来製品に比べお求めやすい価格になりました。専用のフィルムロールにおいてもキャンプやレジャーなどの普段使いにおけるランニングコストを下げることにもこだわりました。 【樹脂製ボディーの特徴および従来品との比較】①樹脂製のボディーとすることにより非常に軽量となり、持ち運びが更に楽になりました。②持ち運びに便利なラップポン・サニー専用キャリーバッグが付属しています。③キャンプ市場におけるユーザーニーズを満たした仕様に変更し、お求めやすい価格でのご提供が可能となりました。④専用のフィルムロールにてキャンプやレジャーなどの普段使いにおけるランニングコストを下げることにもこだわりました。⑤製品本体に専用フィルムロール(約30回分)と専用凝固剤(約30回分)が各2個付属します。⑥曲線的でポップなイメージの中にスタイリッシュさを感じるデザイン を実現しました。 2. 商品の特徴・密封個包装のための自動ラップ機構を搭載自動ラップ機構は水を使わず、熱圧着によって排泄物を1回毎に密封します。排泄物が直接トイレに付着しないために、お手入れが簡単で衛生的です。・悪臭防止フィルムの中に排泄物と一緒に臭いも閉じ込め、快適な空間を保ちます。※フィルムは時間経過と共に臭いが漏れ出る可能性があるため、できるだけ早く処分をしてください。・排泄物の後処理が簡単排泄物を熱圧着で個包装するので後処理が簡単です。※自治体によりラップごみの処分方法が異なる場合もございますので、各自治体の指導に従い処分してください。・設置が簡単組立操作がいらず、折り畳み式の脚を広げるだけでセッティング完了です。・移動が簡単、持ち運びや収納に便利なキャリーバッグ付き総重量約7.0キロと非常に軽量のため移動が簡単にできます。サニー専用のキャリーバッグが付属しているため持ち運びや消耗品の収納にもとても便利です。・繰返しの使用が可能使い終わった後はアルコールなどでの清拭きをしていただき、 繰返しの使用が可能です。※自動ラップ機構部分のお手入れは、取り扱い説明書に従って慎重に実施してください。 3. 商品概要商品名 ラップポン・サニー発売日 2024年11月 ※発売日詳細は追ってご連絡いたします。カラー ライトグレー価格 110,000 円(税別) 121,000 円(税込) ※メーカー希望小売価格電源 AC100-240V、50/60Hz(ACアダプター)消費電力 動作時最大60Wサイズ 組立サイズ:幅 360mm × 奥行 469mm × 高さ 421mm 収納サイズ:幅 360mm × 奥行 465mm × 高さ 247mm 座面高:416mm重さ 約7.0 ㎏(本体)耐荷重 150㎏材質 ステンレス、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、POM樹脂付属品 ACアダプター、専用治具、専用凝固剤(約30回分 2袋)、専用フィルムロール(約30回分 2巻)、 取扱説明書、専用キャリーバッグ適合消耗品 専用フィルムロール(約 30 回分 /1 巻) 専用凝固剤(約 30 回分 /1 袋) 製品についてご不明な点がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。 ラップポン・サニープレスリリース本文ダウンロード
2024.09.24
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2024/11 介護市場向け ラップポンシリーズ新商品「ラップポン・オーブ」登場!
排泄処理の負担を軽減して毎日の介護を笑顔で包むラップポン シリーズコストダウンにより特定福祉用具購入制度の限度額内での購入を実現樹脂製ボディーの「ラップポン・ オーブ」が2024年11月に新登場! 水を使わず、臭いも漏らさず、排泄物等を密閉して微生物(細菌)も遮断するトイレとして、自動ラップ式機構を搭載した「ラップポン・オーブ 自動ラップ(S)」をラップポンシリーズ初の樹脂製ポータブルトイレとして2024年11 月に新発売いたします 。※バケツタイプの介護用ポータブルトイレ「ラップポン・オーブ バケツ」も同時発売 1.背景・目的介護において排泄と入浴の介助が一番大変であると言われています。 特に排泄は個人差はありますが 1日に6~8回、多い人では10回排泄をおこなうといわれており、トイレ介助や排泄後の片付け・掃除が介護する側にとって大きな負担となっている現実があります。日本セイフティーではこの介護における排泄処理の負担をなんとか減らし、毎日の介護を笑顔で包みたいという思いで自動ラップ式 ポータブル トイレの開発・販売をしてまいりました。介護をする側だけでなく、介護される側の尊厳も守りたいという強い思いもあります。排泄物を個別包装するため処理や掃除が簡単なラップポンのポータブル トイレは、“ 自分の排泄物を他人に見られたくない“"処理や掃除をしてもらうのが申し訳ない”といった精神的な負担の軽減にも役立っています。排泄は人間の尊厳の根幹にあたる部分であると考えており、まだまだ自分で排泄ができるということは自信となり高齢者の自立にもつながっていくものと弊社は考えます。これまではラップポンの利点を知って「使ってみたいけれども 、初期費用やコストの部分で躊躇してしまう」というお声を多数いただいておりました 。自動ラップ機能はそのままに、よりコストダウンしてお求めやすい価格で製品提供できるようにしよう!を目標に、自動ラップ式ポータブルトイレのパイオニアメーカーとして開発・改良した製品が「ラップポン・オーブ」です。また、介護する方・される方みんなが「これならお部屋に置いてみたい 」と思ってもらえるような製品のスタイリッシュさにもこだわりました。従来の木製ボディーのハイエンド製品に加えて、より多くのラインナップよりニーズに合うラップポンを選択していただくことが可能となります。 【樹脂製自動ラップ式トイレ “ラップポン・オーブ” を従来品と比較したセールスポイント 】① 木製から樹脂製のボディーとすることにより全体的なコストダウンをすることができ、自動ラップ式トイレの機能はそのままに、介護保険の「特定福祉用具購入制度」の限度額内に収まるお求めやすい価格※でご提供できるようになりました 。※「ラップポン・オーブ 自動ラップ(S) 普通便座」および「ラップポン・オーブ バケツ 便座各種」② 従来の木製製品では 21~27 キロ以上あった製品重量が17キロと軽量になり移動させるのが楽になりました 。③ 同じデザインのボディーで自動ラップ(S)タイプとバケツタイプの2ラインの販売となり、お好みにより選択していただくことが可能になりました 。④ 緊急用として自動ラップユニットを外してオプションのバケツ(別売)をセットできるようになりました。⑤ 樹脂によりコストダウンしながらも、曲線的で柔らかなデザイン・落ち着いたカラーでお部屋になじむスタイリッシュさと重厚感を実現しました。 2. ラップポン・オーブ ボディーの特徴・樹脂製でありながら重厚感を保ったスタイリッシュかつ曲線的で柔らかな印象のデザインどんな部屋にも馴染んでとけこむ落ち着いたカラー。軽くてお手入れしやすい樹脂ボディー。これならお部屋に置きたい!と思うようなスタイリッシュさを実現しました。・取り外し可能な肘掛け付きで利用者の安全性を重視体重を預けられるひじ掛け付きで着席時の負担を和らげます。肘掛けは真ん中のロックボタンを押すだけで簡単に取り外しと装着ができます。取り外した際は付属の肘掛け穴カバーを使用してより安全でスムーズな移乗ができます。・ペーパーホルダー付きトイレを配置する部屋のデザインや利用者の身体状況に合わせて、左右どちらにも取り付けが可能です。・座面の高さ調節利用者の体格やベッドの高さに合わせて、調節用の脚を足すことにより座面の高さを40・43・46cmの 3 段階で調節することができます 。・3種類の便座から選択普通便座、やわらか便座、暖房便座の3種類からお好みの便座タイプが選択できます。・移動用キャスター(別売)の付加が可能オプションにて取り外しができるキャスターを装着することが可能です。椅子を傾けた状態での移動が楽に行えます 。 3. ラップポン・オーブ 商品の特徴・自動ラップ式機能搭載で密封個包装に自動ラップ式機能は熱圧着によって排泄物を1回毎に密封します。個包装するので、臭いも菌も漏らさず衛生的です。・悪臭防止熱圧着により排泄物の悪臭をフィルム の外に漏らしませんので、従来のポータブルトイレ使用時に部屋に広がる臭いの問題を解決できます 。・二次感染防止細菌等もフィルムの中に閉じ込めるため、介助者の二次感染防止に役立ちます。・介護の質の向上自動ラップ式機能でバケツの洗浄不要のため排泄ケア時間が短縮され、介護の質の向上が図れます。・利用者の負担軽減自身の排泄物を見られたくないという気持ちや掃除をしてもらうことへの遠慮を緩和し、利用者の自尊心を持った排泄が可能となります 。・利用者の自立支援凝固剤を入れて排泄し、ボタンをワンプッシュするだけなので簡単に扱えます。利用者の自立支援につながり、排泄の自立はADLやQOL の維持・向上につながります。・フェーズフリー 認証商品普段使いとして介護用ポータブルとしてベッドサイドなどにて使用でき、災害時等には水洗トイレが使用できない状況においても、水洗トイレと同じ感覚にて衛生的に使用できるフェーズフリーなトイレとして利用することが可能です。・自動ラップタイプには消耗品が必要ラップポン・オーブ 自動ラップ(S)は別売の消耗品(フィルムカセットタイプ3・カタメルサーT3)が必要となります。・停電時などにバケツ対応も可能自動ラップユニットを取り外して、オプション(別売)のバケツをセットすることも可能です。突然の停電や故障の際なども安心してご使用いただけます 。・バケツタイプも購入可能機械の操作ができるか不安という方は、同時発売している同じ椅子デザインのバケツタイプのポータブルトイレ「ラップポン・オーブ バケツ」の購入も可能です 。※ラップポン・オーブ バケツを購入した場合は、後から自動ラップユニットを搭載することはできません。 4. 商品概要商品名 ラップポン・オーブ 自動ラップ(S)発売日 2024年11月 ※発売日詳細は追ってご連絡いたします。カラー ダークブラウン価格 普通便座:90,800 円(税別) 99,880 円(税込) やわらか便座:95,800 円(税別) 105,380 円(税込) 暖房便座:110,800 円(税別) 121,880 円(税込)電源 AC100V / 10V消費電力 動作時75W、待機時5W以下サイズ 本体:幅 544mm × 奥行 592mm × 高さ 933、963、993mm 座面高:400、430、460mm 肘掛高:212mm(便座面から) 有効座面幅(肘掛内寸):420mm重さ 約17.0 ㎏(本体)耐荷重 100㎏材質 本体・構成部品:ポリプロピレン樹脂 肘掛けクッション:ポリエチレン樹脂 脚ゴム:エラストマー 普通便座:ポリプロピレン樹脂 やわらか便座:発砲ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂 暖房便座:ABS樹脂付属品 カタメルサースタンド、AC アダプター 、リモコン 、ジグリン 、トレー 、肘掛け穴カバー、 ペーパーホルダー 、高さ調節脚 各脚 2 個 、脚ゴム 4 個 、取扱説明書、ハンディマニュアル適合消耗品 フィルムカセットタイプ3 (約 60 回分 /1 巻) フィルムカセットBOS タイプ(約 50 回分 /1 巻) 専用凝固剤カタメルサーT3 (約 60 回分 /1 袋) ※現行製品用の消耗品をそのままお使いいただけます。別売オプション品 ラップポン・オーブ専用バケツ、移動用キャスター------------------------------------------------------------------------------------------商品名 ラップポン・オーブ バケツ発売日 2024年11月 ※発売日詳細は追ってご連絡いたします。カラー ダークブラウン価格 普通便座:42,000 円(税別) 46,200 円(税込) やわらか便座:47,000 円(税別) 51,700 円(税込) 暖房便座:62,000 円(税別) 68,200 円(税込)サイズ 本体: 幅 544mm × 奥行 592mm × 高さ 933、963、993mm 座面高: 400、430、460mm 肘掛高: 212mm(便座面から) 有効座面幅(肘掛内寸):420 mm重さ 約12.3 ㎏(本体)耐荷重 100㎏材質 本体・構成部品:ポリプロピレン樹脂 肘掛けクッション:ポリエチレン樹脂 脚ゴム:エラストマー 普通便座:ポリプロピレン樹脂 やわらか便座:発砲ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂 暖房便座:ABS 樹脂付属品 バケツ、バケツ用蓋、トレー、肘掛け穴カバー、ペーパーホルダー、高さ調節脚各脚 2 個、 脚ゴム 4 個、取扱説明書別売オプション品 移動用キャスター 製品詳細はこちらのページでもご確認いただけます。製品についてご不明な点がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。 ラップポン オーブプレスリリースダウンロード
2024.09.04
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2024/10/01~ 直営オンラインショップ 送料改定のお知らせ
平素は、格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。昨今の為替の変動及び原材料費や物流費の高騰のなか、弊社に出来うる限りのコストダウンに努めてまいりましたが、企業努力のみで対応可能な水準を超える状況が続いております。お客様には大変心苦しいお願いとなり誠に恐縮ですが、2024年10月1日の出荷分より、商品出荷時の送料を下記の通り頂戴させていただくこととなりました。予てよりの製品価格改定と併せ、お客様には更なるご負担となりますことを心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。引き続き品質の維持とサービスの向上に誠心誠意努めてまいります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 日程:2024年 10月1日(火)出荷分より ※2024年 9月27日(金) 12:00以降のご注文分が対象です改定送料(すべて税込):・ラップポン・トレッカー WT-4(S) 木目:1台につき ¥1,980 ※沖縄・離島は¥5,500・ラップポン SH-1 / PF-1: 1台につき ¥1,320 ※沖縄・離島は¥3,960・各種交換用便座、インサイドカバー:1個につき ¥1,210 ※沖縄・離島は¥2,200・ジグリン:①1個のみ ¥385 ※全国一律 ②2個以上 ¥1,210 ※沖縄・離島は¥2,200・上記以外の各種消耗品、オプション品:①どの組み合わせでも 2点以内 ¥1,210 ※沖縄・離島は¥2,200②どの組み合わせでも 6点以内 ¥1,980 ※沖縄・離島は¥5,500※※6点以上の場合は数量に応じて2点注文時送料・6点注文時送料の組み合わせとなります例:東京都へ合計8点ご注文の場合は ¥1,210 + ¥1,980 = ¥3,190本件についてご不明な点がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
2024.08.19
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2021年4月24日(土) 第三回災害関連死ゼロサミット 開催決定!
第一回より協賛させていただいております災害関連死ゼロサミット(主催:一般社団法人助けあいジャパン)の第三回が開催決定致しました。今回は『気候危機時代の災害関連死ゼロ』と題して、近年日本列島各地を襲う水害から身を守るには?をテーマとしています。ZOOMにての開催ですので、是非お気軽にご参加ください! →イベント詳細・お申し込みはこちらから(新しいタブが開きます) →第一回、第二回の様子はこちらから(新しいタブが開きます)
2021.03.31
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【災害担当のつぶやき】災害時にトイレを軽視してはいけないのはなぜ?その③
東京は桜が満開、卒業シーズンも終わり新生活の時期を迎えようとしています。新型コロナウイルスとの闘いも1年を越えましたが…どんな状況であっても明日はやってきます。新しい環境で一歩を踏み出す皆さん、頑張ってくださいね!※もちろん引き続きの方も頑張りましょう!私も頑張ります! さて前回は災害時に使われるトイレの種類についておさらいしました。今回はいよいよ(ようやく?)『トイレを軽視することの怖さ』についてお話します。 使いたいトイレ、使いたくないトイレ 日頃の外出先で(個室の)トイレに行ったとき、こんな経験ありませんか。『あれ、行列してるのにあの個室空いてる…?』(行ってみる)→『うわ、汚れてる!使いたくない!』 そこまでの経験でなくても、トイレが汚れていると嫌な気持ちになりがちです。逆を言えば、トイレが綺麗だと好印象にも繋がるのです。ある商業施設ではトイレ美化に力を入れ、リピーターが増えたというデータもあると耳にしました。そのくらいトイレというのは現代に生きる私たちの意識の中で『綺麗な場所であってほしい』という願望があるようです。 しかしながら…災害時にはトイレ事情が悪化しがちです。水が出なくなったり、下水道管が損傷したり、様々な理由で普段のトイレが使えなくなります。すると前回お話した災害用トイレが使用されるわけですが…使い慣れていなかったり臭いの問題だったり、トイレの環境維持が上手くできなかったりと様々な問題によってトイレは汚れていってしまいます。ということは…冒頭の話と同じような状況になってしまうんですね。また、お年寄りや小さい子供は屋外にある和式トイレや携帯・簡易トイレは使いづらいという問題もあります。 行きたくないトイレが招くもの 浴衣や着物、脱ぎ着しづらい洋服を着たときに『トイレに行きたくないから水分を控えた』経験のある方は少なくないと思います。トイレが汚れて行きたくない環境になると、これと全く同じことを考えます。前者の例では長くても半日くらい頑張って我慢すれば解放されますので大事には至ることは少ないですが、後者の場合はそうはいきません。避難生活は1~2日で終わりません。長ければ1か月以上に及ぶ場合もあります。水分や食事を控えつづけると、人間の体はどうなるでしょうか。 まずは体力や免疫力が落ちてしまいますね。感染症にかかりやすくなったりします。次に脱水。近年は特に暑くなる夏が多く、熱中症の危険性も高まってしまいますね。更にエコノミークラス症候群。血管内で血栓ができてしまう病気ですが、水分不足はこの要因のひとつです。避難所で起こりがちな3つを挙げましたが、これはどれも命に関わる危険性がある重大な事象なのです。避難生活を送る中で亡くなってしまうことを『災害関連死』と呼びます。この災害が地震であった場合は『震災関連死』と呼ばれることもあるようです。もちろん他にも原因はありますが、トイレに行かないことが死に繋がるだなんて…考えたことがありますか? その④に続きます。 ↓お絵描き動画作りました。こちらも是非ご覧下さい! https://www.youtube.com/watch?v=8cfmN77vWdc
2021.03.29
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東日本大震災から10年に寄せて
東日本大震災から10年の節目を迎えます。ここに、改めて東日本大震災にて被災された皆様に御見舞い申し上げます。また尊い命を失われた皆様に哀悼の意を表します。 2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災。死者は1万5899人。行方不明者は2529人。災害関連死と認定された方3700人。ラップポン事業部は東日本大震災発生後、内閣府からの要請で110台のラップポンを設置する為に宮城県に入り、トイレ環境が悪化した避難所・病院・介護施設にラップポンの設置支援を約2か月間させて頂きました。 震災から10年、当時のことが蘇ります。駆け付けた現地の街の様子がまるで映画のセットかと見紛う程の悲壮な光景であった事…小学生の兄弟が既に亡くなっている両親が迎えに来てくれるのを避難所でずっと待っていた事…お年寄りが避難していた避難所のリーダーが仮設住宅に移った途端に病に倒れ、視力が半分になった事…避難所で畳1畳分の狭いスペースに疲れ切って横になっていたお年寄りの顔… 災害発生から2週間後にラップポンの設置に訪れた石巻市の渡波小学校でのことです。避難所のトイレは上下水が流れない為、和式トイレに新聞紙を敷き排泄物をポリ袋にいれて処理をしていました。処理ができないトイレには排泄物が山積みの状態でした。翌日、廊下にラップポンを設置していると驚くべき光景を目にしました。被災しているお母さん達がマスクに手袋・新聞紙を片手に各階のトイレに集まっています。私が「いまから何がはじまるのですか?」と尋ねると、「今から意を決して便器に溜まっている排泄物を取り除いて掃除をし、トイレを完全に使用禁止にするんです。」と…感染症リスクを負いながらの行動でした。そのお母さん達は設置されたラップポンを見て、「こんなにきれいに使える凄いトイレ、もっと早く欲しかった!」と大喜びしていたのが印象的な出来事として心に残っています。この経験は被災地でのトイレ事情の重要性に直面した大変大きな出来事で、今日まで続く支援活動へと繋がっています。 避難所での生活は負担が大きく、不衛生で数が足りないトイレには極力行かないよう我慢をする状況になっており、これが災害関連死にも繋がります。日本セイフティー株式会社ラップポン事業部はこの負の連鎖を防ぐ為、精神的負担を低減する為に、これからも被災地で必要なトイレについて真摯に研究し、より良い製品をご提供するべく努めて参ります。 ↓当時の活動の様子を記録した動画です。 https://www.youtube.com/watch?v=k5xxNCnPrbg
2021.03.11
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2021.3.11 日本財団様Youtube生配信にて弊社製品が紹介されます
3/11。東日本大震災から10年となるこの日に、日本財団様主催にて被災地となった岩手県石巻市からYoutube生配信が予定されております。この動画中で弊社製品『ラップポン・トレッカー』が紹介されます。当時現地へ支援に向かったメンバーからの生の声も放送予定です。こちらからどうぞご覧下さい。※新しいタブが開きます
2021.03.09
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第26回日本災害医学会・総会で3月16日(火)12時40分~13時30分学術セミナーに共催します!
2021.03.02