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「ラップポン」に関する
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東日本大震災から10年の節目を迎えます。
ここに、改めて東日本大震災にて被災された皆様に御見舞い申し上げます。
また尊い命を失われた皆様に哀悼の意を表します。


2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災。
死者は1万5899人。行方不明者は2529人。災害関連死と認定された方3700人。
ラップポン事業部は東日本大震災発生後、内閣府からの要請で110台のラップポンを設置する為に宮城県に入り、トイレ環境が悪化した避難所・病院・介護施設にラップポンの設置支援を約2か月間させて頂きました。

震災から10年、当時のことが蘇ります。
駆け付けた現地の街の様子がまるで映画のセットかと見紛う程の悲壮な光景であった事…
小学生の兄弟が既に亡くなっている両親が迎えに来てくれるのを避難所でずっと待っていた事…
お年寄りが避難していた避難所のリーダーが仮設住宅に移った途端に病に倒れ、視力が半分になった事…
避難所で畳1畳分の狭いスペースに疲れ切って横になっていたお年寄りの顔…

災害発生から2週間後にラップポンの設置に訪れた石巻市の渡波小学校でのことです。
避難所のトイレは上下水が流れない為、和式トイレに新聞紙を敷き排泄物をポリ袋にいれて処理をしていました。
処理ができないトイレには排泄物が山積みの状態でした。
翌日、廊下にラップポンを設置していると驚くべき光景を目にしました。
被災しているお母さん達がマスクに手袋・新聞紙を片手に各階のトイレに集まっています。
私が「いまから何がはじまるのですか?」と尋ねると、
「今から意を決して便器に溜まっている排泄物を取り除いて掃除をし、トイレを完全に使用禁止にするんです。」と…
感染症リスクを負いながらの行動でした。
そのお母さん達は設置されたラップポンを見て、「こんなにきれいに使える凄いトイレ、もっと早く欲しかった!」と大喜びしていたのが印象的な出来事として心に残っています。
この経験は被災地でのトイレ事情の重要性に直面した大変大きな出来事で、今日まで続く支援活動へと繋がっています。

避難所での生活は負担が大きく、不衛生で数が足りないトイレには極力行かないよう我慢をする状況になっており、これが災害関連死にも繋がります。
日本セイフティー株式会社ラップポン事業部はこの負の連鎖を防ぐ為、精神的負担を低減する為に、これからも被災地で必要なトイレについて真摯に研究し、より良い製品をご提供するべく努めて参ります。


↓当時の活動の様子を記録した動画です。