2021年2月
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~4/30 認定NPO法人災害医療ACT研究所 クラウドファンディングご協力のお願い
現在、認定NPO法人災害医療ACT研究所がクラウドファンディングに挑戦中です。 認定NPO法人災害医療ACT研究所は東日本大震災を契機として組織された団体であり、全国各地の災害医療のスペシャリスト達が所属しています。弊社では大規模災害発生時には認定NPO法人災害医療ACT研究所と共に被災地域の避難所・医療機関・福祉施設などのトイレ支援を実施しております。現在も令和6年能登半島地震の被災地域においてトイレ支援を実施しておりますが、この活動を継続するために皆様の御力添えをいただきたく、クラウドファンディングを開始致しました。能登半島は未だ断水が続く地域が広く、下水道の復旧には更なる時間を要する見込みです。どうか暖かいご支援を宜しくお願い致します。 クラウドファンディングの詳細はこちらからご確認ください。尚、本クラウドファンディングへのご支援は税制上の優遇措置対象となります。https://readyfor.jp/projects/notoact
2024.02.28
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【災害担当のつぶやき】災害時にトイレを軽視してはいけないのはなぜ?その②
こんにちは。初めに、福島県沖にて2/13に発生した地震にて被災された皆様にお見舞い申し上げます。震源から離れた関東でも停電が発生したりと、いざというときの備えや行動について改めて考えた方もいるかと思います。いついかなる事態に見舞われても安心して命を守れるよう、日頃から考えて行動していかなければならないと改めて感じました。さて、前回はじめてのコラムではトイレがとっても大事だと書きました。今回は災害時に使われるトイレはどんなものがあるのか、その種類について簡単にご紹介しようと思います。 A:屋外に設置されるタイプ ・仮設トイレ皆さんが一般的に想像するものはこれではないでしょうか。工事現場やお祭り会場などに設置されるボックスタイプのものです。今は洋式タイプや水洗式の製品も登場しています。また着替えをしたり身体に障害をお持ちの方も使いやすいように室内が広いタイプの製品もあります。 ・マンホールトイレお住いの自治体でこれの整備が進んでるらしい!という方はご存知かもしれません。マンホールに直結させ、排泄物をそのまま下水道に流すトイレです。汲み取りが必要ないため管理はしやすいです。ただしどのマンホールでも使えるというわけではなく、マンホール蓋や下水道管などは専用の構造が必要です。 B:屋内に設置されるタイプ ・携帯トイレ袋・凝固剤を1セットとするものです。小さなお子さんがいるご家庭は長時間ドライブに備えて用意したこともあるかもしれませんね。既存の便器に袋をかけるタイプ、直接排泄器に押し当てるタイプなどがあります。凝固剤は袋の中にセット済み、もしくは自分で入れて使用します。使用後は袋の口を手で結ぶなどして処理をします。 ・簡易トイレ携帯トイレと同様に袋と凝固剤で処理をしますが、こちらは便座がセットになっているため既存の便器がない場所にも設置できます。テントなど雨風をしっかり凌げるものがあれば屋外でも使えます。弊社の自動ラップ式トイレ『ラップポン・トレッカー』はこのカテゴリに属しています。 大まかには災害時のトイレはこのように分類されます。それぞれ特徴があるためどれが特別優れている!と言い難いのですが、一般のご家庭でトイレを備えるとなると…現実的にはBグループを選択することになるのかな、と思います。 その③へ続きます。 ↓お絵描き動画作りました。こちらも是非ご覧下さい! https://www.youtube.com/watch?v=8cfmN77vWdc
2021.02.20
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令和3年度介護報酬改定『排せつ支援加算』の強化について
今年4月の介護報酬改定では、現行の排せつ支援加算についてアウトカム評価の考え方が組み込まれます。 これまでの利用者単位の加算から、事業所単位の加算体制に変更となり入所者全員の状態のスクリーニングを定期的に行い、更に6か月間の期限が撤廃され6か月を超えての算定が可能です。排泄状態の改善(アウトカム)について2段階の評価体系となり要件を満たした人数分に上乗せて加算できます。対象は、介護老人福祉施設・地域密着型介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護医療院に加え、看護小規模多機能型居宅介護です。 介護老人福祉施設以外では、今回の「排せつ支援加算」・「褥瘡マネジメント加算」が初のアウトカム評価となります。利用者の排せつ改善にしっかりと取組み達成することで加算額を取得できるようになります。 ※詳しくはこちら
2021.02.19